バックナンバー(新着TOPICS)

~2017年8月まで


2017年8月【車いすリフト車】リフト床部のお掃除について

2017年8月9日

 車いすリフト車の床部には、使用しているとゴミや砂、石などがどんどん堆積してきます。それを放置していると車いす固定装置のワイヤーのささくれ(ほつれ)が発生するなど車いすの固定が弱いなどの原因につながり危険です。それを少しでも防ぐためには定期的に床の見える部分(床・くぼみ・ワイヤーなど)のお掃除をすることをおすすめします。

 また固定装置は使用しない際には必ず床の収納位置に収納しておくことも重要です。


2017年5月 タイヤ保管サービスを始めました!

2017年5月10日

以前よりお客様よりご要望のあった、タイヤの保管サービスをこのほど開始致しました。

 このサービスは、夏シーズンの冬タイヤ、冬シーズンの夏タイヤ、置き場所が無い、毎回車への積み込みが重くて大変、車内も汚れてしまうなどのお困りごとを解決できるサービスです。

 タイヤは保管の状況により劣化がすすみます。少しでも長くご使用いただけるように、保管致します。ぜひともプロにお任せください。

 お預かりの金額は、タイヤサイズやお預かり期間によっても異なりますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。


2017年2月【福祉車輌】福祉車輌取扱士スペシャリスト資格を取得しました!

2017年2月9日

昨年10月に、一般社団法人日本福祉車輌協会の認定資格である”福祉車輌取扱士”の上位資格である”福祉車輌取扱士スペシャリスト”資格を取得しました。

これにより、弊社の福祉車輌資格者は、

・福祉車輌取扱士スペシャリスト 1名

・福祉車輌取扱士 4名

になりました。

さらに、技術講習受講により、日本福祉車輌協会認定工場にも認定されました。

 

 今後も、整備はもちろんの事、使用方法等の正しいアドバイスなど、より一層皆様のお役に立てるよう努力して参る所存でございます。

福祉車輌についてのお困りごとがございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

 


2016年11月【福祉車輌】スロープ車 前ベルトは、必ず車の外で車いすに引っ掛けてください!

2016年11月2日

 車いす移動車のスロープタイプ車には、前ベルトが後退防止機能を持っているものや電動ウインチ式になっていて引っ張り上げるものがあります。このどちらの場合も、前ベルトを車いすに引っかけるのは、車内ではなく必ず車外でひっかけてください。

 

 前ベルトは車いすが車内に乗車する際には巻き取りされていきますが、このベルト巻き取りの際に、ベルトに対して車いすの利用者様の体重と車いすの重量を負荷させて巻き取りすることにより、乗車時に確実に車いすが固定されるように作られております。

 車いすの利用者様をまず車内に乗車させた後に前ベルトを車いす前部に引っかけるという操作をした場合には、前ベルトはたわみがある弱い状態で巻き取られてしまい、結果として車いすの固定力が弱くなり思わぬ事故につながる恐れがあります。またこのような使用方法をしていると前ベルト収納装置にも故障が発生する恐れもあります。

 装置の特性をご理解いただき、ぜひとも正しい使用方法をしていただくことをお願いいたします。 


2016年7月【福祉車輌】高齢化率:日本全体:26.7%、岡山県:28.6%

2016年7月7日

総務省が、6月29日に統計局が本年10月以降に公表予定の「全集計結果(確定値)」に先立ち,調査結果の早期提供を目的とした「平成27年国勢調査抽出速報集計(全世帯の1%抽出)結果」を公表しました。

 それによると、総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)が過去最高となる26.7%に達しており、高齢者が4人に1人を超えたことが明らかになりました。

 また、各都道府県別の高齢化率の数字も明らかになりましたが、それによると

高齢化率

30.0%以上の都道府県の数は12県、

27.5以上30.0%未満は21県、

25.0以上27.5未満は8県、

25.0%未満は6県でした。

岡山県も28.6%という高齢化率で急速に高齢化が進んでいるという結果でした。

 この状況の中、利用者の方の行動範囲を広げる手段の一つである福祉車輌は、ますますその役割を拡大、利用者の方の心理的、身体的ひいては社会的な自立心を高めるために重要なアイテムになり、より存在感を増していくことが予想されています。

 弊社としても、その状況を踏まえ、今後も、販売場面、メンテナンス場面、取扱い場面といったすべての場面において、お客様に対して的確は情報提供やアドバイスを実施することで、福祉車輌が真の意味で利用者の方の生活の質的な向上のお手伝いをできるように努力して参ります。

参考文献:H28年6月30日山陽新聞朝刊より引用


2016年5月:【福祉車両】リフト昇降時に金属音のような音がする

2016年5月12日

 車いすリフト車のリフトの昇降時に『キーン』という金属音がする場合があります。このような音が発生する原因は、油圧シリンダー内にゴミ等が入り、リフトの昇降時に作動油(オイル)がバルブ内を通過する際の流れが悪くなっていることが考えられます。

 こうした場合、バルブを外して清掃することにより、この金属音は止まります。またこれと同時に、定期的にリフトの作動油(オイル)も交換をすることで、発生を未然に防ぐことができます。

 リフト架装装置の定期的な点検、メンテナンスをお勧めいたします。


2016年3月:【福祉車両】ダイハツ工業さんの福祉車輌取り組みがIAUDアウォード2015金賞を受賞されました!~弊社も社員4名が福祉車輌取扱士資格を取得しております!

2016年3月1日

 ダイハツ工業さんは、福祉車輌への取り組みを近年強化されており、軽自動車の福祉車両「フレンドシップシリーズ」を販売するとともに、全国の販売会社において福祉車両販売の認定店「フレンドシップショップ」の取り組みを推進しておられます。このダイハツ工業さんの取り組みが「日本のユニヴァーサルデザイン社会に向けた重要な前進」として、一般財団法人国際ユニバーサルデザイン協議会(IAUD)IAUDアウォード2015金賞をめでたく受賞されました。

 ダイハツ工業さんの定義するフレンドシップショップ」とは、①バリアフリー店舗、②車いす移動車と昇降シート車をお試しいただける体制、③スタッフの「福祉車輌取扱士」資格取得の3つの要件を備えた店舗であり、お客様をハード・ソフト両面で快くお迎えできるよう2013年に開始した取り組みで、フレンドシップショップは現在全国168ヶ所に展開されていますが、実は、この定義の③の「福祉車輌取扱士」資格は、弊社が加盟している一般社団法人日本福祉車輌協会の認定資格であり、会員である弊社もこの「福祉車輌取扱士」資格をすでに社員4名が取得しております。

 弊社も福祉車輌の販売場面、取扱いの場面、整備メンテナンス場面で皆様により適切なアドバイスができるよう今後もかかさず勉強してまいります!


2015年12月:【福祉車両】車いすリフト車 ハーネス断線によりリフトが動かない!

2015年12月2日

車いすリフト車で、リフトを作動させようとして、ペンダントスイッチ”下”(下降)ボタンを押してもリフトが下に下がらないことがあります。この原因としては、ペンダントスイッチの不良、バッテリー不良等が考えられますが、ハーネスの断線も考えられます。特にオートクローザー機能付きのバックドアの場合、バックドアは開いているのだけれども、バックドアのハーネスが断線していると車がバックドアは閉まっていると判断してしまい、リフトが作動しないことがあります。その原因でリフトは作動しない場合には、バックドアを全開ではなく半開で操作すると、一時的に断線している配線がつながることにより、リフトが動き出すことがあります。

 この場合はリフトが動いたとしても一時的なものなので、早急にバックドア付け根の配線を交換修理する必要があります。

 いつもと違う動き、音、ニオイなど異変を感じたら、早めに点検や修理することをおすすめいたします。


2015年10月:65歳以上の人口推計が発表されました!

2015年10月19日

 9月21日に総務省から、65歳以上の高齢者の人口推計の発表がありました。

 その人口は3,384万人で、総人口に占める割合(=高齢化率)は26.7%と、いずれも過去最高となりました。

 

男女の内訳は、

男性:1,462万人(男性人口の23.7%)

女性:1,921万人(女性人口の29.5%)

年齢別では、

◎70歳以上は2,415万人(総人口の19.0%)

◎75歳以上は1,637万人(総人口の12.9%)

◎80歳以上は1,002万人(総人口の7.9%)

◎85歳以上は501万人(総人口の3.9%)

 

 日本の高齢化は急速に進んでおり、国立社会保障・人口問題研究所によると、2040年には、高齢化率は36.1%にまで到達すると推測されております。

 この状況の中、利用者の方の行動範囲を広げる手段の一つである福祉車輌は、ますますその役割を拡大、利用者の方の心理的、身体的ひいては社会的な自立心を高めるために重要なアイテムになり、より存在感を増していくことが予想されています。

 弊社としても、その状況を踏まえ、今後も、販売場面、メンテナンス場面、取扱い場面といったすべての場面において、お客様に対して的確は情報提供やアドバイスを実施することで、福祉車輌が真の意味で利用者の方の生活の質的な向上のお手伝いをできるように努力して参ります。


2015年8月:日本福祉車輌協会から感謝状をいただきました!

2015年8月12日

 8月1日に、東京にて日本福祉車輌協会主催の納涼会が開催されました。

 当日は全国から100社近い会員さんが出席されておりましたが、弊社も会員として参加してまいりました。当日は特別講演として、協会副理事の田中様の講演、そしてバンクーバーパラリンピック銀メダリストの上原様の特別講演等、非常にためになる、新たな発見が有った有意義な会合でした。また、表彰式もあり、日本福祉車輌協会から、弊社は感謝状を頂戴致しました。

 

 エコピットこうもと自動車は、今後も福祉車輛の専門家として、情報や技術などの習得に益々努め、皆様のお役に立っていく存在になっていきたいと考えております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。


2015年6月:【福祉車両】2014年度の福祉車輌販売台数は過去最高を記録!!

2015年6月8日

JAMA(一般社団法人日本自動車工業会)が、2014年度の福祉車輌の販売実績を発表しました。それによると、2014年度における福祉車輌の販売台数は、合計で47,869台。前年度比108.3%と前年度を上回り、過去最高となりました。


<車種別販売状況>については下記の通り
(1)普通・小型自動車 25,004台・前年度比 102.6%

(2)軽自動車 18,560台・前年度比 120.0%

(3)バス

4,305台・前年度比98.9%


 福祉車輌においても一般車両と同様に、軽自動車の大幅な伸びが販売実績台数過去最高の大きな要因となっています。


 日本は、高齢化率25.9%となり、超高齢社会に突入しています。これに伴い、今後ますます交通手段としての福祉車輌の重要性は増していくと言われております。

 弊社はその販売場面、取扱い場面、メンテナンスの場面のいずれにおいても、福祉車輌について正しく的確なアドバイスを行い、お客様が安心して福祉車輌をご使用いただける環境づくりを今後も目指してまいります。


2015年4月:【福祉車両】弊社が加盟している日本福祉車輌協会主催の送迎(福祉)車輌安全運転講習会が、津山で開催されました!

2015年4月3日

 福祉車輌の安全な使い方を学ぶ講習会が、津山市の美作自動車整備協同組合津山自動車検査場で開催され、弊社もスタッフとして参加してまいりました。

 この講習会は、福祉車両での送迎中の死亡事故が近年増加している事を受け、一般社団法人日本福祉車輌協会(大阪府門真市)が全国各地で開催しているもので(昨年も全国12カ所で開催)、今回はじめて岡山県北で開催され、津山市、美作市、真庭市など岡山県北地域の他、広島県や鳥取県から介護福祉施設にお勤めの方30名にご参加いただきました。

 前半の座学講習では、事故発生のメカニズム・要因の他、福祉車輌によく発生する故障実例などの説明、そして後半の実車講習では、同協会のスタッフが車両を使って、正しい乗車手順や車いすのシートベルトの装着方法など注意点の説明があり、参加された方々皆さんは、時折メモを書き込むなど非常に熱心に説明をお聞きいただきました。

 弊社はこれからも、日本福祉車輌協会の一員として、福祉車輌の適切なアドバイスや情報提供ができるよう努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 今回ご参加いただきましたご施設様、ご参加者様、お忙しいところご参加いただき大変ありがとうございました。


2015年2月:【福祉車両】エコピットこうもと自動車は、日本福祉車輌協会が支援するAIP(アクセシブルアイコンプロジェクト)に賛同します。

2015年2月9日

AIP=Accessible Icon Project(アクセシブル・アイコン・プロジェクト)は、国際標準の身障者マークをよりアクティブでポジティブなものに変える為にアメリカで2009年にはじまった草の根運動です。身障者マークを一新することによって社会の意識を変革し、身障者の方々があらゆる分野でもっと活躍できるよう支援するためのプロジェクトです。

 日本福祉車輌協会はこのAIPを支援しています。エコピットこうもと自動車はこの日本福祉車輌協会の会員ですが、もちろんこの活動に賛同しております。

※弊社のレンタカー、ハートタクシー車両にも下記写真の通りAIPステッカーを貼っております。

下記をクリックすると日本福祉車輌協会の関連ページにリンクします。


2015年1月:【福祉車両】車いすリフト車 後退防止フラップには無理な力をかけないでください!

2015年1月8日

 車いすリフト車には、プラットホームから利用者の方がリフト昇降時に後ろに下がって落ちないように後退防止フラップという装置がついています。

 後退防止フラップはリモコンを使って電動で作動します。リフト作動時には、この後退防止フラップは定位置まで上がっていないといけないのですが、

定位置まで電動で上がらないため、手でフラップをあげている光景や、後退防止フラップを下げる際も電動作動なのですが、その動きはゆっくりなため、介助する方が早く下げようとして足で力を加えて後退防止フラップを下げている光景をよく見かけます。

 このような使用方法では、後退防止フラップを持ち上げるワイヤーを固定しているブラケットにゆがみや曲がりが発生してしまい、モーターの力がワイヤーにますます伝わらなくなり、故障してしまう原因になりますので、無理な力を加えての使用方法はおやめください。

 加えて正しい使用方法をしているのに正しい動きをしない状態であれば、早めに点検、修理をしていただくことをお勧めいたします。

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2014年10月:【福祉車両】ステップ格納不良による故障

2014年10月27日

 スライドドア連動のステップが、ドアを閉めたにもかかわらず格納しないトというトラブルが発生することがあります

 この原因は、一般的にモーターの不良などによるものが多いのですが、なかには扇型のギアが欠けているために発生することもあります。このギヤ欠けの要因としては車を側道に寄せた際に寄せすぎたため、ステップが出た際に車道の縁石にぶつけてしまうこと等により発生する事が考えられます。

 道路の端に停車する際には、極端に寄せすぎず縁石などステップが出た際に干渉するものが無いかなどもご注意いただくこと、もしステップの開閉ができなくなったり、動きや音、ニオイなどに異変を感じたら早めに点検、整備をさせることをおすすめいたします。

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2014年8月:【福祉車両】リフト車 後退防止フラップについて

2014年8月9日

 車いすリフト車のリフトを上昇させる際、後退防止フラップが定位置まで上がらず、上昇しないため、手動でフラップを上げている光景をよくお見かけします。

 その原因は、後退防止フラップを持ち上げるワイヤーを固定しているブラケットが歪んでいるために、モーターの力がワイヤーに完全に伝わらなくなり、正規の位置まで上がらないからです。故障となる要因は、後退防止フラップを降ろす際に、ゆっくりと下がるため、介助される方が早く降ろそうとして足でフラップを押さえてしまいブラケットが曲がることが考えられます。

 日本福祉車輛協会は、各地域で介護施設の送迎ご担当様や職員様を対象に安全運転講習会を開催していますが、その講習会にご提供いただいた車両も同じ症状を多く見かけます。出席された送迎ご担当様や職員様に「こういった使い方をしていませんか?」と御問いかけしたところ、「そういう使い方をやっている」との回答でした。

 リフトなどの架装装置は間違った使用方法で故障する可能性の高い機械ですので、ぜひとも正しい使用方法をしていただくことをおすすめいたします。

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2014年6月:2013年度福祉車両販売台数 過去最高の販売台数に!

2014年6月3日

前年対比33.9%増となった「昇降シート車・回転シート車」(写真はダイハツタント)
前年対比33.9%増となった「昇降シート車・回転シート車」(写真はダイハツタント)

 

◆レスポンス 2014年5月12日配信記事より

 『日本自動車工業会が5月9日に発表した2013年度(2013年4月~2014年3月)の福祉車両販売台数は、前年度比2.5%増の4万4,189台で過去最高となった。福祉車両全体の販売台数が前年を上回ったのは、4年連続。

 車種別の販売台数は、普通・小型乗用車が同3.0%減の2万4,366台。「車いす移動車」、「昇降シート車・回転シート車」「運転補助装置付き車」ともに前年を若干下回った。軽自動車は同10.2%増の1万5,471台で、昨年に引き続き過去最高を記録。「昇降シート車・回転シート車」が同33.9%増と大幅に増加した。バスは、同9.9%増の4,352台。2年連続で前年を下回った。』

 

 世界最速スピードで世界トップの高齢化率となり、世界で唯一”超高齢社会に突入した日本では、福祉車両のニーズ・必要性は今後ますます拡大していくと考えられます。

 ただ、福祉車両は通常の車とは異なるため、どういった福祉車両が適しているのかなどについてはなかなか分かりにくく、また正しい装置の使い方をしていないことによる故障や事故も発生しています。

 弊社としましても、福祉車両専門店として、お客様により適した福祉車両選びや正しい使用方法のアドバイスをご提供できるよう、日々研鑽してまいりたいと考えております。

 

福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

日本自動車工業会ニュースリリース

2014年5月9日:2013年度福祉車両販売実績について


2014年4月:車いす用シートベルトは正しく装着しましょう!

2014年4月11日

 車いす用のシートベルトは正しく装着しましょう。

 誤った装着では、衝突した時などにシートベルトが十分な効果を発揮できず、重大な障害や、最悪死亡につながってしまう可能性があります。

 

 装着の基本は、①車いすには上体を起こし深く腰掛けて座る、②シートベルトのねじれていないことを確認する、③腰部ベルトは車いす車輪スポークの間、アームレスト(肘掛け)の下を通し、必ず腰骨の低い位置に密着させる、④3点式シートベルトの場合は、肩部ベルトを肩に十分かける(首にかかったり、肩から外れていない)ことです。 

 

福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

トヨタハイエースウエルキャブ取扱説明書より


2014年1月:”福祉車輛取扱士”資格を、ダイハツ社販売スタッフが取得することが決定!

2014年1月6日

 

 ◆2013年12月18日産経新聞記事より◆ 

『ダイハツ工業は2013年12月17日、車椅子でも乗り降りしやすい軽自動車ベースの福祉車両の販売を強化するため、社内で認定店制度を設けると発表した。まず来年1月に約60カ所設置し、今後3年で全国約670カ所の直営店のうち9割まで広げる。

 認定店では「福祉車輌取扱士」(日本福祉車輌協会)の資格を持つスタッフを常駐させるほか、車椅子利用者優先の駐車場や、段差がない出入り口といったバリアフリー設備を整える。ダイハツは軽の福祉車両でシェアトップだが、ホンダの猛追を受けており、新型タントをベースにした2車種を12日に全面改良して発売するなど販売をテコ入れしている。』

 

 この記事の通り、ダイハツ社の福祉車輛取組み強化の大きな柱として、弊社が会員になっている一般社団法人日本福祉車輛協会の認定資格である”福祉車両取扱士”資格を、販売スタッフが今後取得していくことが発表されました。

※(参考)ダイハツ社HP:フレンドショップスタッフページ

 

 弊社には、昨年12月に新たに1名が資格を取得し、営業、サービスを含め計4名の福祉車輛取扱士資格保有者が在籍しております。

 これからも福祉車両の専門店として、より一層皆様のお役に立てるよう精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

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2013年12月:【福祉車輛】リフト車プラットホームは水洗いしないでください。

2013年12月6日

 

 トヨタハイエースなどの車いすリフト車のプラットホームは水洗いはしないでください。床下には電機部品等があり、故障する恐れがあります。

 プラットホームの清掃は、車内レール及びプラットホームが格納される部分、プラットホーム側面のレール、プラットホーム裏面を重点に、泥や小石、砂などの異物及び雪などがあったら取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふき取ってください。

 

関連:福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

参考文献:トヨタハイエースウエルキャブ取扱説明書


2013年11月:【福祉車輛】軽スロープ車~車いすの後部を固定したらバックドアが閉まらない

2013年11月1日

 

 ダイハツタントやスズキワゴンRなどの軽乗用スロープ車の場合、電動固定装置で車いすを固定する際に、その装置の特性から車いすが後方に強く引っ張られる傾向があります。スロープ格納時やバックドアを閉める際に、バックドアと車いすの後部グリップなどが干渉してしまうことが多く見られます。

 車の取扱説明書にも記載してある通り、車いすを車内に乗り入れる際に、後退防止ベルトのゆるみを無くすように車いすを数回前後させてから固定すると後方への移動量が少なくなり、干渉をやわらげることができます。

 

 

関連:福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年10月:【福祉車輛】車いすリフト車のシリンダー部からの異音発生

2013年10月1日

 

 リフトを昇降させている際に、アーム部から”キー”という金属音が発生することがあります。

 その原因はいくつか考えられますが、一般的には作動油(オイル)の汚れ等により発生することが多いようです。よって修理は、まずは作動油(オイル)の交換の実施、それでも音が止まらなければアームシリンダー交換という手順になりますが、アームシリンダーの交換は非常に高価なものとなります。

 リフトの定期的な作動油(オイル)の交換メンテナンスを実施することによって、異音の発生や高価な修理の発生を防ぐことができる可能性があります。

 いつもとは違った音・ニオイ・動作状況に確実に気付き早めの対処を実施する、そして車の点検と合わせて架装装置の点検(オイルの定期交換など)を確実に実施することをおすすめいたします。

 

 

関連:福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年9月:【福祉車輛】車いすリフト車の固定装置ワイヤーの戻り不良

2013年9月1日

 

 ハイエースをはじめとしたリフト車の車いすを固定するワイヤーの戻りが悪くなる場合があります。

 その原因としては、ワイヤーの付け根がささくれてきたことによるものもあるのですが、固定装置内部(床下)に泥、砂、小石が入り込み、さらにワイヤー巻き取りの回転部分に小石などが入ってしまいそれが抵抗となってしまうこともあります。

 

 雨天時のご使用などにより、車いすに泥が付着したまま車内に乗り込むケースは非常に多いのではないかと思います。

 故障の原因は様々ではありますが、思わぬトラブルや事故を避けるためにも、日常時にはリフト使用後の床面の清掃、そして車の点検とあわせて、架装装置の点検、そして固定装置部分の清掃を実施することをお勧めいたします。

 

 

関連:福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年8月:【福祉車輛】スロープ車の電動ウインチの左右の引っ張り力が違う

2013年8月1日

 

 スロープ車のなかには、電動ウインチで車いすを車内に載せるのを補助してくれる機能が付いたものがあります。

 その電動ウインチには、モーター1つで左右のベルトの巻き上げ、巻き下げの動作を行なっているものがありますが、ベルトのささくれや左右のベルトのたわみの具合の差が原因となり、左右のベルトのストローク長さにすこしずつ違いが発生して、その結果巻き上げ力が左右で異なってしまうという不具合が発生してしまう場合があります。

 そうならないための予防方法として、使用後には、左右のベルトに均等の負荷をかけた状態(体重をかける)で収納をすることをおすすめいたします。

 

関連:福祉車両メンテナンス情報バックナンバー

参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年7月【福祉車両】車いすリフト車のコントロールユニットは水に弱い

2013年7月1日更新

 

 車いすリフト車のリフトのモーターを制御しているコントロールユニットに水がかかるなどすると、リフトが動かなくなるといった故障につながります。また電源のマイナスアースは床で固定されているため、水が入ることでボルト部分がサビてしまい、接触不良をおこし、同様に大きな故障につながってしまいます。

  旧型のハイエースなどでは、後部の窓の下にコントロールユニットや接続部があるため、窓の締め忘れにより吹き込んだ雨がこれらの破損やサビの発生につながってしまいます。

 

 このような事態を防ぐためにも、特に後部の窓の開閉状態に注意する、濡れていれば早めに拭いて水気を取るなどを日常から行なっていただくことをおすすめいたします。

 

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参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年6月:【福祉車輛】車いすリフト車のプラットホームは砂・泥に大変弱い 

2013年6月5日更新

 

 車いすリフト車のプラットフォーム上および側面に泥がついたまま使用すると、リフトが前後にスライドする際、付着した泥・砂などが内部に入り込み、ガイドローラーを傷つけて、異音の発生やリフトが動かなくなるなどの故障の原因になります。

 

 このような故障を防ぐためにも、日常からプラットホームをこまめに清掃し、砂や泥などの汚れを落としておくことをおすすめいたします。

 

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参考文献:日本福祉車輛協会お役立ち情報


2013年5月:介護施設の送迎車の事故について

2013年5月8日更新

 福祉車輛での送迎中の重大事故が増加しています。

 安全運転のための運転技術習得はもちろんのことですが、福祉車輛の持つ特殊性を十分理解したうえで運転することも事故を防ぐために重要です。

 

 エコピットこうもと自動車では、福祉車輛取り扱い業者としての視点から、ご施設様向けの福祉車輛の取扱い講習会を実施しております。

ご施設様ごとで講習会を実施させていただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

参考文献:中日新聞2013年4月30日付記事